
はじめに
最近、若い世代を中心に「カラーハンティング」という遊び方が人気になっています。
これは、街歩きをする前に「今日は青」「今日は黄色」などテーマカラーを決め、その色を街中で探しながら写真を撮るというシンプルな遊びです。最後に撮影した写真を並べると、統一感のある1枚のコラージュが完成します。
一見すると何気ない遊びですが、実はミニマリスト的な価値観と非常に相性が良い趣味でもあります。
お金をほとんど使わず、健康にも良く、日常の景色を新鮮に感じられる。そんな「持たない時代」の新しい楽しみ方として、今注目されています。
カラーハンティングとは何か

カラーハンティングとは、街の中から特定の色を探して写真を撮る遊びです。
例えば「赤」をテーマに決めた場合、以下のようなものが撮影対象になります。
・赤い自動販売機
・赤信号
・花
・看板
・服
・電車
・夕焼け
普段なら通り過ぎるだけの景色も、「色を探す」という目的が加わるだけで、まるで宝探しのように感じられます。
しかも必要なのはスマートフォンだけ。
高価なカメラも不要で、特別な知識も必要ありません。誰でもすぐ始められる手軽さが、人気の理由の一つです。
海外のSNSから広がった文化ですが、日本でも徐々に投稿が増え、「散歩が楽しくなる趣味」として注目されています。
ミニマリストと相性が良い理由
ミニマリストは「物を減らす人」というイメージがありますが、本質は“少ない物で豊かに暮らす”ことです。
その視点で見ると、カラーハンティングは非常に理想的な趣味です。
なぜなら、ほとんどお金がかからないからです。
現代は趣味にもコストがかかります。
ゲーム機、旅行、テーマパーク、外食、サブスク。楽しみは増えましたが、その分お金も必要になります。
一方、カラーハンティングは基本的に無料です。
必要なのは、
・歩きやすい靴
・スマホ
・少しの好奇心
これだけです。
「何かを買う」より、「今ある景色を楽しむ」。
これはまさに、ミニマリスト的な考え方と言えるでしょう。
歩くこと自体が楽しくなる
散歩やウォーキングは健康に良いと分かっていても、続かない人は多いものです。
しかし、カラーハンティングには“目的”があります。
「あ、あそこに青い看板がある」
「次はもっと鮮やかな緑を探したい」
そんな小さな発見があるだけで、歩く時間が一気に楽しくなります。
実際、最近は「電車代節約のために歩く」という人も増えています。
物価高の時代では、移動費も積み重なると大きな出費です。
近距離なら歩く。
その道中で色を探す。
これだけで、節約と健康習慣が同時に成立します。
ミニマリストは「効率」を大切にする人も多いですが、カラーハンティングは非常にコスパの良い趣味と言えます。
日常が“作品”に変わる面白さ
カラーハンティングの魅力は、最後に写真を並べた時にあります。
例えば、
・青い空
・青い缶ジュース
・青い標識
・青い花
これらを1枚にまとめると、不思議な統一感が生まれます。
何気ない日常が、アート作品のように見える瞬間です。
ミニマリストは、シンプルな空間や統一感を好む傾向があります。
白で揃える。
黒でまとめる。
木目を活かす。
そうした感覚と、カラーハンティングの「色を統一する楽しさ」は非常に似ています。
物を増やさなくても、感性は豊かにできる。
それを実感できる趣味なのです。
SNSとの相性も良い
カラーハンティングが広がった理由の一つが、SNS映えです。
色が統一された写真は視覚的に美しく、つい見たくなります。
特にInstagramやTikTokでは、
「今日は黄色縛り」
「緑だけで街を歩いてみた」
といった投稿が人気です。
ただ、ミニマリスト視点で大切なのは、“承認欲求だけ”にならないこと。
数字を追いかけすぎると、趣味は疲れるものになります。
本来の魅力は、「普段の景色を楽しめる」ことです。
SNSは記録として軽く使う。
そのくらいの距離感が、長く楽しむコツかもしれません。
おすすめの楽しみ方
これから始める人には、まず以下の方法がおすすめです。
色は1日1色だけ
最初から複数色を探すと疲れます。
まずは、
・白
・青
・緑
など見つけやすい色から始めると楽しみやすいです。
近所で十分
遠出する必要はありません。
むしろ、普段歩いている道の方が新しい発見があります。
「こんな場所に赤い花があったんだ」
そんな気付きが増えるだけでも、日常の見え方が変わります。
歩数を記録する
スマホの歩数計を使えば、ゲーム感覚で続けられます。
「今日は8000歩」
「次は1万歩を目指そう」
健康管理との相性も抜群です。
【ミニマリスト「生活」に関連する記事はこちら】
物を買わなくても人生は豊かになる
現代は「買うこと」が娯楽になりやすい時代です。
新商品。
新サービス。
新しい趣味。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
しかし、ミニマリスト生活を続けていると、「楽しさは消費だけではない」と気付く瞬間があります。
空を見る。
街を歩く。
色を探す。
そんな小さな行動でも、十分に気分転換になります。
カラーハンティングは、その感覚を思い出させてくれる趣味なのかもしれません。
まとめ
カラーハンティングは、お金をかけずに楽しめる現代的な街歩きです。
スマホ一つで始められ、健康にも良く、日常の景色を新鮮に感じられる。まさにミニマリストと相性の良い趣味と言えるでしょう。
特別な場所へ行かなくても、特別な物を買わなくても、楽しみは作れます。
「今日は何色を探そうか」
そんな小さなテーマが、いつもの散歩を少し豊かに変えてくれるかもしれません。



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